円形のメロンパン

その日の出の形を真似て、円形で上にビスケット生地を乗せたパン、サンライズが誕生した。

それが一般化するにつれ、旧来の紡錘形のメロンパンは次第に姿が減少していった。

また、大正時代に入りマスクメロンが日本に輸入されてくるようになると、「メロン」という言葉で丸いマスクメロンが連想されるようになる。

サンライズと上記のメロンパンは別物であったが、マスクメロンに形が似ているサンライズも混同されてメロンパンと呼ばれるようになった。

大手の製パン業者もこれに倣い、それまでサンライズという名で製造していたものをメロンパンと改めた。

近年では、自動車を使っての屋台方式で円形のメロンパンのみを実演販売する専門店が増えている。

関西の一部店舗では、現在でも円形のサンライズと紡錘形のメロンパンの両方が製造・販売されている。

また、神戸や京都などではサンライズを「サンライス」と音濁なしに呼ぶ人も少なくない。

広島県・山口県・愛媛県の一部では、コッペパンと呼ばれる。

他の地方で言うコッペパンの事は、これらの地方では「味付けパン」「給食パン」などという名で呼ばれる。
update:2010年02月27日